2023/02/09(木)
【大阪 痛み改善】痛みに対して間違った努力の積み重ね
こんにちは!
痛み改善専門トレーニングサロン蕾-TSUBOMI-です!
本日も当院のページをご覧いただきありがとうございます!
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今回は「痛みに対して間違った努力の積み重ね」という事について、
自身の経験談も踏まえお話ししていきます!
私は人生の半分以上、野球肩に悩まされてたくさんのリハビリを自身で経験してきました。
まずは皆さんが痛みで悩んだ時に行かれるはずの病院。
ここでは肩の骨棘(骨のトゲ)ができていると診断をいただき、
クリーニング手術をしなくても保存療法でも治ると言われて保存療法を選びました。
真面目に通院し、肩周りのマッサージを受けたり、トレーニング方法を学んだり、負担のかからない投球動作の指導などを受けたりしました。
結果、同じく痛いままで変わりませんでした。
これ今なら全て何故結果が出なかったのか説明できてしまいます。
まずは肩周りの筋肉のマッサージ。
もちろんこの施術は術者として私自身今でも使う手法の一つですが、使う意味合いは大きく異なります。
恐らく皆さんマッサージや揉みほぐしを受けるときに、こんな事を言われるかと思います。
「ここの筋肉が硬いから、まずはここを柔らかくしてあげないと治らないよ」と。
いいえ。違います!
筋肉はいくら揉みほぐしてもそんなに柔くもならないし、柔軟性は高まりません!
一時的にその場での感覚や柔軟性は変わる可能性はありますが、それが痛みを取り除く要因になることは、
まずあり得ません。
このように話をすると患者様も感覚として分かりやすいし、術者側も治らなくても説明がつくというので、
とても都合のいいお言葉になります。
ではなぜ、揉みほぐしで筋肉の硬さが痛みがなくなるほど変わらないのか?
そこに脳と神経のお話が関わってきます。
筋肉の硬さを作っているのは間違いなく脳です。
筋肉の硬さや柔軟性を取り戻すためには、その脳に正しい刺激を与え、トレーニングを取り入れていくことが必要不可欠です。
ですので、どんだけ心地よい刺激を与えようが、強い刺激を与えようが、揉みほぐしや、マッサージでは改善していきません。
次に筋肉のトレーニングについて。
私のような肩の痛みなどの場合、多くは肩のインナーマッスルを鍛える指導をされることが多いです。
「インナーマッスルが弱いから肩関節が不安定になるから痛いんだよ」
これもよく言われます。
ゴムチューブを引っ張って棘上筋、棘下筋、肩甲下筋、小円筋などを鍛えるはずです。
。
あるあるです。
しかし、このインナーのトレーニングもそうですし、ダンベルなどのトレーニングもそうですが、
基本的に筋肉のボリュームが増えるだけで、実際は使い物にはなりません。
チューブを引っ張る事には特化して強くはなりますが、
痛みを消したり、肩が安定して痛くなくなるという話はまずないです。
なぜか?
関節をきっちりと動かせることを脳に覚えさせてあげれていないのに筋肉を増やしても無駄だからです。
ただただ、筋組織の破壊と修復を促して、ボリュームアップしているだけと言えます。
そして、最後に負担のかからない動作の指導。
本当に意味ないです。
パフォーマンスも落ちますし、それで痛みが取れるならまだしも、全く変わりませんでした。
動かし方や使い方は一人一人違うのにロボットのように同じような事をしても変わるはずがありません。
それなら、今の体の使い方で、痛みを出ないようにしてあげる事を考えるべきです。
実体験をしたので、本気で言えます。
これらのように「痛みに対して間違った努力の積み重ね」は絶対に避けてください。
同じ肩の痛みでも、全員必要な刺激は異なります。
それ何にありきたりな方法しか行うのは決して正しい選択肢ではありませんので、
「痛みに対して正しい努力の積み重ね」を行いましょう!
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