2017/08/30(水)
【谷町6丁目 腰痛】背中の可動域と腰痛
From:北村 隼人
整体院のデスクから・・・
最近、腰痛で来られる方がほとんどなのですが、
腰痛以外の症状を抱えておられる方がとても多いように思います。
そんな中から今日は背中の硬い方の
お話をしていこうと思います。
まず腰痛があると来られた地点で他の部分の
動きも一緒にみてはいくのですが、
やはり多いのが肩こりと背中のこりを
抱えた方です。
一見別物の症状に思えてしまいますが、
この二つにも腰痛に関わる大きな関係性があります。
腰痛自体上に登っていけば、
胸椎、頚椎とつながっていきます。
そのどちらかがコリによって動きが悪くなってしまうだけでも
腰椎を動かす筋肉や筋膜に無理がかかり
腰痛を引き起こす原因になります。
そしてよく症状も出にくいため見落としがちなのが、
背中の部分です。
背中はちょうど胸椎の部分に当たるのですが、
ここの部分は主に回旋動作を行います。
一見腰でひねっているように見える回旋動作ですが
実はここの部分がひねることができるので回旋することができています。
腰椎自体は元々回旋能力には欠けているので、
この胸椎部分の可動域が悪くなってしまうと
どうしても無理がかかってしまいます。
それでも体がその動きをしないといけない時に
頚椎と腰椎を上手に使ってひねろうとします。
そしてこれの繰り返し動作によって腰痛が引き起こされてしまうのです。
以上のことから日頃なかなか腰痛が改善しない方は
ぜひこの背中に着目してみてはいかがでしょうか?
特にひねる時の痛みを抱えている方にはいいかもしれません。
痛いところばかり集中せずに
体を一つのものと捉えてケアしてくださいね。